32:三次元測定機の精度保証用
- 導入前課題
- 大型の金属加工部品を加工後に三次元測定機で寸法検査したいが、安定した精度が得られるよう温度管理を行いたい。限られたスペースでワーク搬送機構も必要。
- 導入のねらい
- 既存建屋の壁ぎりぎりまでを囲うブースを設置して温度管理が可能になった。測定機の測定範囲に合わせた天井スライドによる搬入経路を設け、限られたスペースでもスムーズな搬送が行えるようにした。
- ブース仕様
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- 設置場所
- 加工工場内検査エリア 屋外への出入りあり
- 基本タイプ
- トップオープンタイプ
- サイズ
- W3500mm×D8000mm×H4000mm
- シート仕様
- 防炎塩化ビニール(糸入透明)
- 壁構造
- 2重フレーム内側
- 開口仕様
- 開き戸
- 特殊仕様
- 開口を開き戸とすることで、開口時間を最小限にでき、夏季の設備への結露を提言している。
- 空調仕様
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- 設置環境温度
- 冬季最低5℃~夏季最高40℃
- 制御内部温度
- 通年20℃±2
- 空調設備仕様
- 一般空調 居室用壁掛タイプ2台