13:三次元測定機の精度保証用
- 導入前課題
- 特殊で比較的大きな試作品の切削加工から表面処理までを行う一体試作工場において、加工機の隣に寸法検査を行う三次元測定機を設置して運用したいが、加工機からの排熱の影響を受けることで、検査精度に不安がある。
- 導入のねらい
- 大型の三次元測定機とその手前には試作品の温度慣らしをするスペースを含めたブースを設置。温度を一定に管理し、ワーク測定前温度慣らしも実践できる検査現場を整備した。
- ブース仕様
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- 設置場所
- 試作工場建屋内 屋外へ出入りあり
- 基本タイプ
- スタンダードタイプ
- サイズ
- W5500mm×D7600mm×H5000mm
- シート仕様
- 防炎塩化ビニール(糸入透明)
- 壁構造
- 2重フレーム内外両側
- 開口仕様
- 両端&中央開きカーテン(2重)
- 特殊仕様
- 床の振動見切り目地とアンカーの干渉を回避するため、アンカーをフレーム下に収める特殊設計とした。
- 空調仕様
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- 設置環境温度
- 冬季最低15℃~夏季最高26℃
- 制御内部温度
- 通年20℃±2
- 空調設備仕様
- 一般空調 居室用壁掛タイプ複数台