22:三次元測定機の精度保証用
- 導入前課題
- 大型の金属切削ワークを加工後に三次元測定機で検査するために温度管理を行いたいが、夏冬の温度の差の激しい点と、ワーク搬入時のつり上げ高さに制限がある中で、最適な搬入経路も確保したい。
- 導入のねらい
- 大型の三次元測定機を囲い、正面開口の上に天井と壁が一体となったL字スライド開口を設置。搬入時の高さ制限に対応しながら、開口を最小にして、外気の流入を抑制して温度管理を可能にした。また、不燃材を採用して防火指定に対応した。
- ブース仕様
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- 設置場所
- 大型切削品生産工場 屋外への出入り頻繁
- 基本タイプ
- サイズ
- W6000mm×D6000mm×H4000mm
- シート仕様
- 不燃(ガラスクロス) +不燃透明窓
- 壁構造
- 2重フレーム内外両側
- 開口仕様
- シート張りスライドドア
- 特殊仕様
- 高いワーク搬送を可能にするL字スライドの動作には手動ウィンチを採用。
- 空調仕様
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- 設置環境温度
- 冬季最低5℃~夏季最高40℃
- 制御内部温度
- 通年20℃±2
- 空調設備仕様
- 一般空調 床置きタイプ2台