14:部品製造工程全体の高精度化用
- 導入前課題
- 業界最高精度を謳う小型精密製品の製造工程において、製品要求精度を達成するために切削加工から組み立てに至るまでの全工程を、±0.5℃で温度管理しなければならない。発熱のある工作機械も含まれるが実現したい。
- 導入のねらい
- 工程全体を不燃シートブースで囲い、精密空調設備を完備。ブース内を陽圧化して発生熱をいち早くブース外へ排出し、建屋の一次空調で熱交換を行って戻す独自の方法にしたことで、安定した温度環境を実現し目標の製品精度を達成することができた。
- ブース仕様
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- 設置場所
- 新築専用工場建屋 屋外への出入りなし
- 基本タイプ
- スタンダードタイプ
- サイズ
- W22M×D35M×H4M
- シート仕様
- 不燃(ガラスクロス) +不燃透明窓+不燃透明窓
- 壁構造
- 1重フレーム外側
- 開口仕様
- スライドドア 自動シートシャッター
- 特殊仕様
- 天井下をトラス構造として、精密空調用のダクトスペースを確保。
- 空調仕様
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- 設置環境温度
- 建屋空調25℃±3
- 制御内部温度
- 通年20℃±0.5
- 空調設備仕様
- 精密空調 床置型特注タイプ