42:寸法測定現場の精度改善用
- 導入前課題
- 大型の金属切削部品を出荷前に大型のマイクロメータで寸法検査しているが、出荷場内のエリアのため空調が効かず寸法が安定しない。大型定盤を含めた検査エリアだけを囲い、温度管理した環境での検査を行いたい。
- 導入のねらい
- 大型の定盤含めて囲むブースを既存壁に接続する形で設置し、温度管理を実践して寸法の安定性を確保した。フルオープン式としたことで測定品の搬送を全方向から自由に行えるようにした。
- ブース仕様
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- 設置場所
- 加工工場出荷エリア内
- 基本タイプ
- フルオープンタイプ
- サイズ
- W3960mm×D5080mm×H3300mm
- シート仕様
- 防炎塩化ビニール(糸入透明)
- 壁構造
- 2重フレーム内外両側
- 開口仕様
- 中央開きカーテン
- 特殊仕様
- 奥面を既存壁に接続し、配管等の抱き込み処理を行い密閉状態にした。
- 空調仕様
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- 設置環境温度
- 冬季最低0℃~夏季最高40℃
- 制御内部温度
- 通年20℃±2
- 空調設備仕様
- 一般空調 居室用壁掛タイプ2台