09:三次元測定機の精度保証用
- 導入前課題
- 比較的大型の輸送機向けアルミ製品の製造現場で、製造直後の製品寸法検査を三次元測定機で実施するが、部品の熱膨張係数が大きいため温度管理を行い、検査精度の確保が必要。
- 導入のねらい
- 三次元測定機と、測定前部品の保管スペースを含んだエリアをブースで囲い温度管理を実施。十分な温度慣らしを実施してから測定検査を行うことで、検査精度の向上と客先への保証を実現した。
- ブース仕様
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- 設置場所
- アルミ製品仕上げ工程現場 建屋空調あり
- 基本タイプ
- スタンダードタイプ
- サイズ
- W5600mm×D6000mm×H3100mm
- シート仕様
- 防炎塩化ビニール(糸入透明)
- 壁構造
- 2重フレーム内外両側
- 開口仕様
- 片引きシート張りスライドドア
- 特殊仕様
- 長時間の内部作業が想定されるため、吸気ユニットを設置し内部を陽圧化した。またミスト対策としてHEPAフィルタ式を選択した。
- 空調仕様
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- 設置環境温度
- 冬季最低15℃~夏季最高28℃
- 制御内部温度
- 通年20℃±2
- 空調設備仕様
- 一般空調 居室用壁掛タイプ2台