安心して導入いただくための製品性能評価を実施しました

シート枚数と恒温性能の相関性検証

シート枚数の違いと恒温性能の相関性検証

【概要】

AERO-CUBEで提案しているシートの枚数の条件に合わせ1m角のブースを1重、2重、3重で製作。
それぞれ内部に小型ヒーターとサーキュレーターを設置して内部温度を上昇させた後、ヒーターのみ電源をOFFにして内部温度の降下(外部への放熱)を観察した。

【略図(3重)】

【略図(3重)】

■同一温度差からの熱降下グラフ

【共通条件】

ブース構造
防炎塩化ビニルシート1m×1m×1m 1or2or3重(空気層20mm)
外気温
23℃(一般空調制御)
内部温度
出力が一定な小型ヒーターON→OFF ※サーキュレータで撹拌
検出方法
サーミスタ式温度ロガーで1回/10s記録
同一温度差からの熱降下グラフ

【熱交換効率の係数算出】

シート枚数3条件での熱交換効率を簡易的に算出した。

シート枚数 A-B点時間 放出容量 容量比
1重 270秒 33.19W 2.74
2重 740秒 12.11W 1
3重 1470秒 6.10W 0.41

個々で算出した容量比を2重を基準とした空調電気容量計算書に反映することとした。

結果:シート枚数と熱交換効率の相関関係を確認し、空調電気容量計算に応用可能な係数を取得

資料ダウンロード

  • ACHQ検証レポート
    ACHQ検証レポート
    PDF形式
    A4サイズ/2ページ
    ※1.3MB

    ダウンロード